若い才能

今日は東京音楽大学附属高校の卒業演奏会を聴きに行ってきました。

ピアノ3人、声楽2人、バイオリン2人、オーボエ1人の若き精鋭達。

私は特にラヴェルを弾いたSくんの演奏に大拍手!心から楽しんで

いる演奏でした。

音色が多彩で立体的、身体のバネを利用した音作りをしていて、

Sくんが感じる楽曲の楽しさを一緒に共有させてもらっているよう

でした!

演奏後は客席から「ブラボー」の声を幾つももらっていました。

今日のピアノの3人に共通していることは、ただレッスンを受けて

仕上げているという受け身の演奏ではなく、自分で試行錯誤し考え

抜いた音作りをしているということ。

正にそれは才能と言われるところ。

今日の若い音楽家たちが、これから更にその才能を伸ばし開花さ

せる日がくることを、私は陰ながら応援し楽しみにしたいと思います。