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先日、ポーランドのショパン音楽大学の教授でもありピアニスト、更には来年のショパン国際ピアノコンクール(ポーランド開催)の審査員をされる予定のY先生のレッスンを受講しました。
聴講は席数も少ないこともありすぐに満席になったようです。私からは当教室の大人の生徒さん、そして千葉在住の大学の先輩にもお声がけし、レッスンを聴いていただきました。
受講曲目はショパン:バラード第1番。私の中で一番弾き込みあたためているこの曲、今までこの曲でレッスンも多々受けましたが、Y先生のレッスンは格別でした。ポーランドのピアニズム、自然な音楽を楽譜に忠実に歌いあげる、大袈裟な形ばかりの演奏とは対極のこれからのポーランドの音楽の神髄を見たように思いました。Y先生のレッスンは大好評だったようで、現在、多方面から高い評価を耳にしているところです。
手前味噌な報告ですが・・・
演奏後、Y先生から「とても良く弾かれていますね。あなたは今何をなさっているのですか?」と、身に余るお言葉をいただき、「短大の非常勤講師をしています。」と伝えると「大学に勤める私もしっかり練習しなくちゃね!」と笑顔で仰ってくださり、天にも昇るほど嬉しく感じました。レッスンでは特にバラ1のコーダ部分の右手の弾き方、左手の拍感を損なわないペダリングなど、今まで聴いたことのない技術をご教授いただき、もう嬉しくて嬉しくて・・・早速毎日練習して充実感を味わっています。
Y先生のレッスン受講で、私が追及している演奏技術の方向で良いのだ・・・そう確信できたことは、自分にとって大きな自信に繋がったように思います。
今年の始まりに、至福のひとときを過ごすことができました。
更に自分のピアニズムを追及し、生徒さんとともに精進していきたいと思います。