コンチェルト・ステップ

5月5日、上野学園石橋メモリアルホールにて、上野コンチェルトステップを生徒さんたちと一緒に参加してきました。

第1部の小3Mちゃんと小4Mちゃん、第2部の小6Yちゃんと中1Sちゃん、みんな素晴らしい演奏で、レッスンの時より完成度が高くて驚きました。残響の時間の長い響くホール、それもフルコンの大きいピアノ、リハーサルなしの1回勝負の舞台を見事に伸び伸びと演奏し、私は心底生徒さんを頼もしく思ったのと同時に、この連休をピアノ漬けにしてまでしっかり練習し、その成果を出し切った演奏に、私は感動していました。

何よりどの生徒さんも、2月の発表会より更に成長を遂げていること、進歩していることを嬉しく思いました。皆さん本当に立派な演奏でした!!

 

その後、夕方から自分の演奏だったので近くの貸しスタジオで2時間練習し臨んだ私の初弾きハイドンは、自己採点30点、課題が多く残る演奏でした。

今回のステップは生徒さん120点、指導者30点!演奏後の気分は谷底まで落ちて、果たして6月の予選まで間に合うのだろうか?と焦りも感じました。でも、現実を直視!曲目変更なく当たって砕けろの精神でまた明日から弱点を洗いだして練習あるのみです。→立ち直りも早い(^_^;)

アドバイザーの先生からの講評を恐る恐る開けて見ると、A先生Bravo、S先生Bravo、K先生Greatなのでびっくり。きっとあの色々なミスは重々承知の上で、懐深く激励も込めての先生方の優しさでの評価でしょう。

ベートーヴェンが一番尊敬していた作曲家、ハイドンの構成の美しさと意外性、可愛さ、自由さ、軽さ、優しさ・・・を存分に表現したいと思います。

 

今回のコンチェルト・ステップの最後の部はまるで演奏会でした。

その中で、初めて聴くスーパー中学生・森本隼太くんの演奏は圧巻でした。フォルテとフォルティッシモに色彩を出せる森本くん、鮮やかな躍動感溢れる演奏で、迸る若い才能を感じます。

舞台上で隣になったので、思わず声をかけてしまった・・・という瞬間を友人が撮ってくれていたので、その写真も載せました!