4月からzoomやライン動画電話でのwebレッスンを始め、早くも3か月が経ちました。
web上では音の鮮明さが欠けるので、事前に練習動画をラインにて私に送ってもらい、私はその動画から生徒さんの演奏を細かくチェックしノートに書き留め、オンライン上のレッスンで演奏を交えて伝えます。生徒さんの演奏について書き留めたノートも3冊目になりました。
生徒さんご父兄様の多大なご協力をいただき、web.レッスンも順調に行うことができています。7月はweb.レッスンを継続しつつ、希望される方には対面レッスンを実施。8月より対面レッスンに戻す予定です。
web.レッスン期間も生徒さん皆さん、歩みを止めず努力を重ねてくれています。
生徒さんが取り組む曲も生徒さんの成長とともに難易度が上がってきています。
BACHはインヴェンション、シンフォニア、フランス組曲、イギリス組曲が揃い、エチュードはツェルニー40番、50番、ショパン・エチュード、曲はモーツァルト、ハイドン、ベートーヴェン、ショパン、リスト、ドビュッシーなど大作曲家がラインナップ。嬉しい限りです。
高校1年生のRちゃんは、初めてリストに取り組みましたが、ある程度仕上がった時からの最後の仕上げが素晴らしく、感動しました。Rちゃんは、きっと自分では気付いてないと思いますが、とても自分に厳しいのです。普通はある程度弾けてくると、さっさと「合格」して新しい曲へ進もうとするのですが、Rちゃんは「先生、まだまだですよね。ここが弾けてないですよね。」と自分の演奏についての感想をよく口にします。「どうしたらここが弾けるようになりますか?」「ここをこんな風に弾きたいんですけど・・・」「こんな音を出したいんです。」等と言うこともしばしば。今回のリストも粘り強く向き合い、曲の完成度を上げてくれました。自分の演奏について安易な満足をしない、飽くなき探求をするところは、Rちゃんが今後も成長する証だと感じています。
他にも生徒さんの頑張りを感じた瞬間は多々あります。紙面上長文になるので、おいおいブログにも書いていきますね。
最後の写真は緊急事態宣言が発令される前の時期、都内某所での私の演奏です。ハイドンのソナタとショパンのマズルカを弾きました。フランス人のピアニストの方から、「あなたはドビュッシーも合いますよ。」と言われましたが、本当に?ドビュッシーのエチュードも弾いてみようかしら?
生徒さんにはお伝えしましたが、8月からレッスン室の楽器の環境が変わります。
以前よりも生徒さんにとってもわかり易く、同時に私自身も伝えやすくなると思います。
乞うご期待!