web.レッスン 続編

3か月に及ぶwebレッスン風景の続編です。

 

オンラインでの相互のやり取りがスムーズにいくようにと、5月初旬に通信状態の確認の日を設けましたが、ご家族総出でご協力いただいたり、少しでも電波の良い状態にとルーターを新しくして下さったり、zoomを何時間にも渡り一生懸命ログインして下さったり・・・、ご父兄様のご協力が身に沁みました。

 

また、生徒さん達のお家での練習の様子や、いつも練習しているピアノを初めて見ることができたのも新鮮でした。そして何よりご父兄の皆様には、コロナ禍の大変な時期に、カメラを設置をはじめ私が送るプリントやメモの印刷、通信の状態など様々気を配っていただき、また時にはピアノの手を作るための私の提案に応えてグッズをご用意くださり、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

さて、オンラインでの生徒さんの様子続編を・・・

 

小3のKくん、いつも私が説明を始めるとKくん側のスマホに近づいて聞いてくれるので、私のPCの画面いっぱいにKくんの顔が映ります。その様子がなんとも微笑ましくて!奏法の練習の補助で使うものの一つに小さなぬいぐるみがありますが、いつもピアノの上に置いて練習してくれています。きっとKくんの練習を見守っている存在にもなっているのかな。おっとりとして子供らしい天真爛漫なKくん、webレッスンではKくんののびやかな一面を楽しみながらレッスンできました!

 

小2のMちゃん、いつも本当に丁寧に練習に向きあってくれました。

先日、対面レッスンに来られましたが、Mちゃんの楽譜には余白がないほどびっしりと書き込みがされていて、画面上での私とのやりとりをこんなにも細かく拾って下さっていたのか!と感動しました。短期間で手の形も画期的に良くなってきました。Mちゃんは人前で演奏することが大好きだそうなので、日頃の積み重ねを大切に、そしてそのベースを落とすことなく、公開での演奏の機会の場も作ってあげたいと思います。

 

中1のFくん。小学生の時なかなかやってくれなかったハノンですが、今や毎回必ずしっかりと弾いてきてくれるようになり、webレッスン期間中もスケール、アルペジオの反進行付き難度高いバージョンも、速さも上げて確実に演奏できるまでになりました。「アルペジオの弾き方は、Fくん最高!」と率直に伝えると、嬉しそうに、そしてちょっと恥ずかしそうに照れ笑いしていました。今は初めてのショパンを練習中。手の広がりは理想的で、軽々と10度が届いております。羨ましい~!これからどんどん名曲にもチャレンジできますね。コードもカードの範囲を終えて、新しくナインスのコードの世界へと踏み出しました。

 

小5のRくんはいつも電車に乗って少し遠い小学校へ通っています。
おっとりタイプのRくん、以前、弾いてみたい曲にチャレンジしたものの途中で断念した曲に只今再挑戦中です。Rくんも基礎練習を必ず取り組んでくれるようになり、毎回のレッスンでも定着してきました。何より嬉しいです。以前、合唱曲の大地讃頌が好きと話してくれていましたが、着実に力をつけて練習している先には、必ず弾ける日が来ますよ!写真のアスパラガスはお母さまからのいただきものです。北海道産でみずみずしく、とても美味しくいただきました。

 

まだ書きたいことは沢山ありますが、また機会を見つけて。