羽生結弦 選手の言葉

ユジャ・ワン

13日、サントリーホールにてニューヨークフィルハーモニーの

演奏会があり、1曲目は独奏がピアニスト ユジャ・ワンで

ブラームスのピアノ協奏曲第1番の演奏でした。

 

今回、ラメ入りのドレスに10㎝以上はあるハイヒールをはいて

颯爽と現れ、いつものように超絶技巧をさらりと軽々演奏し、

胸のすくようなダイナミックさと小気味良さと繊細さを表現し

て、私達聴衆の心を掴んでいました。

アンコールは2曲で、シューベルト=リスト編曲「糸を紡ぐグレー

トヒェン」とメンデルスゾーン無言歌より「失われた幻」。

 

ユジャの特に素晴らしいところは姿勢。丹田が身体の中心となっ

て背骨が身体を支える軸となり腕は自由。鍛え上げられた指や腕

の筋肉を使い弾むように軽々と鍵盤の上から掴むような弾き方で

演奏します。私の席は2階席の最前列ということもあり、ユジャが

弾いている姿がとてもよく見えて、色々な音を身体をどんな風に

使うのかも勉強になり、そちらも楽しめました。

 

サントリーホールの周りにはステキなレストランやカフェがあり、

演奏会の前にちゃっかり抹茶シフォンケーキで腹ごしらえ。

 

感動のひと時でした。

 

 

楽器とともに

最近、こちらのピアノで練習させていただく機会があり、至福の

時間を過ごしております。やはりフルコンは違いますね。音の反応が

格段に良く、音色も様々に創れる機能を備えている楽器です。

その反応を聴きながら練習していると、時間の経つのを忘れてしまいます。

 

昨日は小学校1年生のRくんのレッスンでした。

最近ソナチネに入ったRくん、お母様が「男の子ってソナチネが好きなん

でしょうか?」と仰るくらい、いきいきと楽しそうに弾いてきてくれます。

昨日はこれから入る第2楽章の説明を、我が家のピアノの蓋を開けて主旋律

=主人公の響き(主人公は常に主役)について説明しました。

ピアノの蓋を開けると目をキラキラ輝かせて説明を聴いてくれるRくん。

先日は学校で演奏を披露する機会があり、みんなに驚かれたとか!

ステキなピアノ男子になってネ。

 

 

好きこそものの・・・

この写真は先日、品川にあるスタインウエイ&サンズ東京に行って

きた時の写真です。書棚が扉になっている驚きの空間ですよ!

 

今日は中1のRちゃんのレッスンでした。

先月のコンクールから4週間、新しい曲はショパンのスケルツォ第2番。

コンクール明けだしどうかな?それに曲も難しいからどうかな?

弾いてくるのは半分くらいかな?それとも「ここまでしか見られませ

んでした。」と言うかな?と、読譜をどこまでやってくるか心配して

いたのですが・・・。

 

何と全部読譜してきました!

「どう?、読譜はどこまでできたの?」

「最後までです。」とRちゃん。さらっと言ってました。

その他にショパンの即興曲もやっているのにね。さすが!

 

スケルツォ2番は曲の始まりの部分から音の出し方が難しく、最初の

Bの音だけで10分、次のタラララッ、タラララッで15分と、内容が濃く

てなかなか先に進めないので、1時間のレッスンで全体の3/1ほどしか

レッスンできなかったのですが、レッスンが終わるとRちゃんが楽譜を

パラパラめくり始め、

「先生、ここ!この部分!すごく綺麗ですよね。私ここの部分が一番

好きなんです。」「ここ、いいですよね~。」

と目を輝かせて感想を話してくれました。

 

あぁ、Rちゃんは心底音楽が、ピアノ演奏が好きなんだなぁと感じる

瞬間!「そうよね~、わかるわかる!」と私。

生徒さんと音楽の話で共感できる・・・こんな嬉しいことはありません。

 

どんなに曲が難しくても長くても、その曲が好きだったり弾きたいと

いう気持ちがあれば、読譜も頑張れるもの。

正に好きこそものの上手なれです。

 

Rちゃん、帰り際に「先生、来週はあの箇所まで弾きますよね?」

のひと言にも微笑ましいやら可愛いやら。

今日一日、幸せな気持ちでした。

 

 

ピアノ♥ノート

これはSちゃんのピアノ♥ノートとKちゃんの楽譜です。

Sちゃんは小学校高学年。昨年から指の基礎練習、ツェルニー、バッハ、曲と

いう正統派の練習にシフトしました。ご両親の絶大なご理解とご協力もあり、

お家にグランドピアノを迎えて下さり、また4冊、時には5冊をしっかりと取り

組む習慣もつき、最近は出す音が画期的に良くなり著しい成長を遂げています。

 

上2枚がSちゃんのピアノ♥ノート。左上は表紙、右はその中の1ページ。

ノートの左側には曲ごとに気をつけることをSちゃん本人が書いていて、右側に

はお母様が見たSちゃんの練習状況で気づいたことを書いて下さっています。

レッスンはSちゃんが一人で受けているので、このノートは私がSちゃんに指摘

した注意をSちゃん自身がどれくらい把握しているか?お家での練習状況はどう

なっているのか?が指導者である私にもわかる、ご家庭でのSちゃんと私を結ぶ

命綱のような役割があり、とてもありがたく思っています。

 

下の2枚の楽譜は小3のKちゃんの楽譜です。Kちゃんはお母さんが大好きな女の子。

幼稚園の時からずっとお母さんと一緒にレッスン室に入っていましたが、数か月

前から一人でレッスン室に入りレッスンを受けられるようになりました。

そして前回のレッスンに、Sちゃんが自分で楽譜にこのような付箋を貼ったり、

書き込みをしたりして、指摘された注意をしっかり守って曲を丁寧に仕上げてき

てくれました。

 

レッスンで学んだことを家の練習にどう反映させるか?

ピアノの上達はこのことに尽きると思います。

SちゃんもKちゃんも、自分で自ら注意されたことを思いだして書き込んでいる

ことが素晴らしい!!

きっとこういうことがピアノだけでなく他のことにも連動する「自立」に繋がる

大事な事なんだろうと思います。

 

 

自分の意思で

2018年2月10日、杉並公会堂小ホールにて

第9回全日本ジュニアピアノコンクール、Bカテゴリー

全国大会が開催され、中学1年生のRちゃんが見事銀賞

を受賞されました。

 

K先生からの紹介で、昨年末からレッスンに来てくれて

いるRちゃん。八街市から電車に乗ってやって来ます。

幼い時からレッスン室には一人で入り、100%一人で

こなしているRちゃん。ピアノの他にアルトサックスや

バイオリンもやっていてオーケストラにも所属してい

る音楽大好きな女の子。

 

今日の全国大会で演奏した曲はモーツァルトの第18番ソナタ。とても細かいパッセー

ジが多く、左手も細かく動くので弾きにくいところも多いのですが、何と本番では

とても自然で軽やかに、モーツァルトの歌が生き生きと、そして丁寧に歌われてい

て、1音のミスタッチもない堂々とした演奏でした。

 

演奏後のRちゃんに「とても素晴らしかったよ!のびのび演奏していたね」と感想を

伝えると、「演奏して楽しかった!」と返事が返ってきました。

Rちゃんの強み、きっとそれは幼い時から「自分の意思で動いている」ことのように

感じます。自分で感じ自分で考え自分で実行するRちゃん。きっとこれからもっと

もっと伸びることでしょう。

 

今日はRちゃんの素晴らしいモーツァルトを聴くことができて、幸せ!!

試験終了

2月3日、勤務先の短大で2年生の試験が終了。

4月に始まった授業から、終わってみるとあっという間の1年間で、

ほっと一安心な気持ちと寂しい気持ちとが交錯します。

 

学生達は本当に可愛くて、2年間のピアノ演奏の授業で一生懸命努力

して、めざましい上達を遂げてくれます。

ショパコン・ガラコンサートの御礼

2018年1月20日、大田区民ホール・アブリコに於いて、第19回ショパン

国際ピアノコンクール・in  ASIAのガラコンサートが開催されました。

 

急に出演が決まり、また主催者からプログラムの連絡が18日だったこと

もあり、生徒さんへのアナウンスは前日になってしまいました。

それにもかかわらず、聴きに来てくださった生徒さん達、ご父兄様、そ

してご祖父さま、お祖母さま、心から感謝申し上げます。

 

最前列で聴いてくれたRくん、Rちゃん、ピアノ男子を目指すバスケ男子の

Fくん、バレエの後かけつけてくれたMちゃん、お母さんに「行きたい!」

と言ってくれたSちゃん、帰り道も一緒だったMちゃん、そして大人の生徒

さんのUさん、Oさん、友人でもあるIさん、ピアノ仲間のYさん・・・

そうそう、お手紙をくれたFくん、Sちゃん、Mちゃん、心があたたかくな

りましたよ!今も机の上に大事に飾ってあります。

本当にありがとうございました。

 

それから身内ですが、中国出張中で帰りに成田空港から直接かけつけて

くれた主人にも、感謝です。

ショパコンと友人

2018年1月16日、第19回ショパン国際ピアノコンクール・イン・アジアの

アジア大会が、和光大学ポプリホール鶴川にて開催され、おかげさまで

『金賞』をいただくことができました。

 

今週土曜日にはショパコンのガラコンサートがあるから、もう少し弾き続

けます。プログラムを見たら才能ある若い大学生達の名前も!

 20日(土)大田区民ホール アプリコ 15時開演~19:35終演。

私は17:08くらいに弾く予定です。

 

この日は昨年の夏コンペで知り会った同世代のピアノ仲間が応援に来てく

れました。同じ関西出身の方も居て、私のカテゴリーが終わってもずっと

夕方遅くまで居てくれて、色々な話題を心置きなくお喋りでき、今日コン

クールなんだということを忘れるくらい幸せな時間でした。

 

ピアノに向かう練習は孤独な作業ですが、コンクールなどを通じてピアノ

仲間ができたり、今回のようなピアノを愛する素晴らしい友人ができたり・・・
ありがたく幸せなことだとつくづく感じました。

2018年の始まり

新年あけまして

おめでとうございます。

昨年は沢山の方々にお力添えを頂き、本当に感謝しております。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

昨年末は忙しくて大掃除もできず、その付けは1月と2月に回すと決

め、新年3日から私が昨年秋から参加している国際コンクールの全国

大会に行って弾いてきました。

幸運なことに予選と全国を金賞で通過でき、次は再来週にあるアジア

大会。頑張ってきます。

 

同日、小学校3、4年生の全国大会も開催されていたので聴いてきまし

た。お正月も返上して、本人もご家族も大変だっただろうな・・・と、

思いを巡らせながら何十人かの演奏に耳を傾けると、やはりシビアな

感想が湧いてきます。

勿論、地方予選を勝ち抜いた子達なので、みんな達者に弾いています。

でも、似て非なり。全国の中でも光る子は、ひと言で言って「音」が

断然違う。

「歌っているふり」の演奏か、「実際に音が歌っている」演奏か。

何人かは「おっ!」と身を乗り出してしまうほど、輝きのある音で

ショパンのマズルカやワルツを聴かせてくれました。

 

今年も自分のピアニズムを追求して高めることを目標に、日々大切に

過ごしていきたいと思います。

できれば・・・ダイエットも・・・きっと無理~♪・・・(^_^;)